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【古の記憶】-act48-

2008.06.07
【古の記憶】-act48-


それは、偶然ではなく、ある意味必然であったのかもしれない。
血に飢えた闇の心を抱く者が、その世界へ、1つ、また1つと集い始めた。

最初は、一人の男によって齎された、やがてその小さな箱庭の世界を巻き込むまでに膨れ上がった、たった7人による小さな組織が発端だった。

二つ名を持つその小さな組織は、類まれなる戦闘能力で、瞬く間にあちらこちらの世界を凌駕し始める。
そして。
その組織に魅入られたかのように、2つの組織が介入してくる。

修羅と名乗る男率いる『七剣豪』。
北山狂率いる『星の道標』。
吸血鬼率いる魔の血族『ゴルニオ』。

それぞれが尋常ならざる力を持つ集団だった。




───そこは、あの館の裏庭だった。
顔を揃えたのは、修羅、狂、ゴルニオ。
まるで三すくみ状態の様に、それぞれの組織のトップが顔を合わせる。
まるで明かりに吸い寄せられる虫のようだ。
傍観者の様な状況で、ミストもその輪に加わった。

それは奇妙な茶会だった。
昼下がりの、穏やかな裏庭。
サラサラと落ちる噴水の水音。
白いテーブルに風に揺れる白いテーブルクロス。
けれどその場に集う者からは、禍々しい闇の気配と血の匂い。

それぞれが口にするのは、一様に『人間を滅ぼさん』とする思想。
欲深い人間。
世界を滅ぼす存在。
数多の自然界への介入。
驕り。冒涜。

彼らの価値観は、ミストにとっては大いに頷ける内容で、中でも修羅と名乗る男の思想は、ミストを強く引き付けた。
妖艶で且つ残忍で、一風変わったその七人の剣豪達は、妙な魅力を放ち、ミストの好奇心は大いにくすぐられることとなる。

まるで新しいおもちゃを見つけたかの様に、ミストはくつくつと喉の奥で笑いをこぼした。
善人ごっこにも飽きてきた頃。
殺戮を楽しむのも一興かもしれない。

残忍な感情が首を擡げる。
竜であるが故の、血への欲望、渇望。それをそろそろ満たすにも良い頃合だった。

館に集う者たちは、既にミストに対し、多かれ少なかれ情も沸いている頃。
『魔物』を狩る様に手を出す真似は容易くはあるまい。

手にした深紅のワインを透き通ったグラスへと注ぎつつ、ミストは目を細め、修羅へと笑みを向ける。
それは氷のように、残忍で冷たい笑み。

「面白そうなゲームだね。修羅。丁度退屈をしていたんだよ。
どう?僕も仲間に入れてくれない?」

ミストの言葉に、修羅と呼ばれた男は、静かに笑みを浮かべた。

交渉は成立。けれどそれは、お互い信頼を持ったわけではない。
ミストにとってはただの遊び。
修羅にとっては、捨て駒の1つ。

お互いそれを承知の上で、ミストは七剣豪へと席を置くこととなる。
修羅の命じるがままに、殺戮を好む、悪しき竜の姿がそこにはあった。



to be continued・・・・・


next≫

ご協力お願いします♪



   ◇
というわけで、修羅、狂、ゴルニオ、3大勢力の出現です。
この3つの組織はそれぞれ別の方の作ったお話。
ミストはそこに紛れ込んでいる状況。

実はこのミスト、元は僕が七剣豪の修羅君に一目ぼれをして、一緒に暴れたくて作った子だったり。
かっこよかったんですよねー、修羅さんw
こう、妖艶で、強くて。七剣豪のキャラさん、皆ほんと素敵でしたw

鬼ん、あむちゃ、黒ちゃ、(みてくれそうなのはあむちゃだけだけど(ぁ)、組織とお名前お借りしましたっ。
事後承諾で申し訳ーっ。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

タグ : ファンタジー 小説

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Comment

No title

こっ……こわい(^^;
でもこわいミストにも魅力を感じてしまいます(^^)

No title

で、でました!!
舘三勢力
なつかしーような
怖いような
二度と戦いたくないはんめん合いたいような?

No title

いき♂様>
や、ほんとこの3大勢力はかっちょよかったのですよーww
もともとミストって子は、この3つの勢力にドキワクして作っちゃった子なんですよね♪
妖艶で残忍で魅力的なCさんが三つ巴とかもぉ、鼻血吹きそうでした、ええ(コラ)
ミストもそんな子になるはずだったのに何でこーなっちゃったんだろぅ?(ぉ?)


華へ>
修羅さんはもぉまぢかっこぃかったよね〜〜ww
個人的にはやっぱ蛇核とかもう一度会いたいですよっ。
彼のロルはもう一度見てみたいなぁ・・・。
かれこれもう、4〜5年も前の話になるんだねw
なつかしぃ〜・・・w

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